役に立つ資格試験に合格しよう　行政書士試験編

行政書士試験は、法律系資格の登竜門。決して難しい資格ではない。短期合格のために、やるべきことは、テキスト、過去問、模擬試験の３つだけです。

知的資産経営の考えで傾いた会社の経営を救う（行政書士の実務メモ）

「知的資産経営」という言葉を初めて知った時。私は、これに何の意味があるのか全く理解できませんでした。

技術やアイデア、人脈、顧客とのつながりなどの知的資産を知ったところで、何になるのだろう？

知的資産を知ったところで、経費の削減などと違い、財務諸表にすぐさま数字が反映されるものではないし、会社の経営にとって大して重要ではないじゃないか？

と軽く見ていたのです。

しかし、知的資産経営の考えを知っているかどうかで、会社の経営は大きく違ってくるということが分かり、改めてその重要性に気がついたのです。

会社は、単純に、人、もの、金により動いているわけではありません。
技術やアイデア、人脈、顧客とのつながりなどにより、会社の経営が成り立っているものです。



経営者が世襲の同族会社の場合、「三代目が会社をつぶす」ということがよく言われています。これも、知的資産経営の考えで説明できると感じています。

初代の経営者と二代目は、会社を大きくするために、たいへんな苦労を重ね、様々な工夫を凝らして、会社の経営を軌道に乗せるわけです。
初代の経営者と二代目は、会社は単純に人、もの、金により動いているわけはないということを、自ずと理解していることが多いものです。「知的資産経営」という考えを知らなくても、知的資産経営の発想と同じ経営を行っているものです。
しかし、三代目になると、知的資産の重要性に気付かずに、技術やアイデア、人脈、顧客とのつながりなどの知的資産のいずれかをだめにしてしまう。
そうすると、会社の経営の歯車が狂ってきて、経営が傾いていってしまう。



三代目に限らず、始めた当初は経営がうまくいっていたのに、いつの間にか、経営が傾いてしまうのは、会社の知的資産を軽視しているか、気付いていないが故である。ということが多いようです。

私自身、営業許認可の支援を行う中で、当初は昇り竜状態だった会社の経営が上手くいかなくっているのを見るたびに、経営者が重要なことを見落としているのではないかと感じていました。

あいまいながら、知的資産経営という言葉を知っていた私は、経営者が見落としているものは、「知的資産経営」の考え方を取り入れれば、明確になるのではないかと思ったのです。

そこで、私自身も、知的資産経営の考え方を学び、単純な営業許認可業務を行うだけでなく、会社の経営を成功させる確率を高めるためにも、知的資産経営の考えを取り入れて、経営者に啓発する活動を行うことにしたのです。

私の押しスクール

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